「War-Gamers Advent Calendar 2017」3日目の記事でっす。
12月3日。世間ではゲームマーケット2017秋の2日目ですね!
それでは会場から、採れ立てホヤホヤのレポートを……ってできるかーい!
3日に公開ということは2日までに書き上げておかなくちゃいけないわけで、そんなんワシ、泥酔してるに決まってるじゃないですか!(逆ギレ)
というわけでゲームマーケット関連からは完全に離れて違うこと書きます。
今日はなんの日
そういうわけでネタを求めてWebブラウザを立ち上げます。Wikipediaには1年365日それぞれのページがあって、その日に起きたできごとや、その日が誕生日や忌日の著名人を知ることができます。
さて12月3日を見ますと、、、、
ジョン・バッカス(計算機科学者。FORTRANを開発したほかバッカス=ナウア記法にその名を遺す)、オジー・オズボーン(ロックミュージシャン)の誕生日だそうです。Ozzy, Happy Birthday!
おっと、ここはWar-Gamers Advent Calendarのための記事でした。戦争にかかわるできごとを探してみましょう。
( ^ω^)……あんまりないですね。やっぱ冬に戦争するなんてアタマおかしいですね。(感覚が麻痺してるのでそもそも戦争自体がアタマおかしいとか思ってない)
第三次印パ戦争もなかなか重要な戦いですね。この結果により東パキスタンがバングラデシュとして独立しました。しかし今回はホーエンリンデンの戦いに注目してみましょう。
ホーエンリンデンの戦い
フランス革命戦争期の1800年12月3日、ミュンヘン西部近郊の町ホーエンリンデンで、 ジャン・ヴィクトル・マリー・モロー率いるフランス軍が、ヨハン・バプティスト・フォン・エスターライヒ率いるオーストリア軍に対して勝利を収めた戦いで、同年のマレンゴの戦いと並んでオーストリアにリュネヴィルの和約を結ばせ第二次対仏大同盟を解体させる要因となったそうです。
うん、知らなかった。
その歴史的な重要性のわりに、「日本のウォーゲーマーにとって」と但し書きをつけた上での話かもしれませんが、ナポレオンのマレンゴの戦いに対してモローのホーエンリンデンの戦いとうのは非常に対照的な印象を受けます。
ゲームの題材としてはどうでしょう。BGGにて[Hohenlinden]で検索するとひとつだけ、「Hohenlinden 1800」がヒットしました。さすがご当地、フランスの出版社のようです。
なお[Marengo]で検索した結果は8件でした。やはり世界的な傾向なんでしょうか。
もう少しホーエンリンデンテーマのゲームがあってもいいような気がしますがまあよく言われるように、劇的な勝利を記録した有名な会戦は一方的すぎてゲームにしづらいということがあるかもしれません。また会戦級のゲームは少なくても、第二次対仏大同盟の戦略、戦役級ゲームに包括されているのかもしれません。知らんけど。
というわけでフランス革命戦争の戦役にちょっと興味が湧いてきた一日でした。
ちなみに「Hohenlinden 1800」を制作したDéliresのラインナップに、アリ塚を運営し防衛する黒アリと、それを侵略する赤アリの争いをテーマにした「Eglantine et les fourmis」なる2人用ゲームがあるみたいなんですがこれ、ウォーゲームと言って差支えないんじゃないでしょうか。興味あります。
こんなオチですいません。